“笑い”の科学的効果
私たちは何だかよく笑っています。
最近はオンラインでつながり
在宅で仕事をすることが増えましたが
やっぱりよく笑っています( ˆoˆ )
笑いは扁桃体が
快と判断した時に生まれる感情で
人をポジティブにさせてくれる効果があります。
それだけではありません。
誰かの笑い声を聞くと
自分も同じ脳の回路を活発にさせて
笑いたくなるという効果を生み出します。
つまり
これは群れて生きるために必要な
“集団の結束力”を高める効果があるのです。
その理由に
人間が進化する中で
サルのような樹上生活をやめ
二足歩行することによって
探索行動が拡大していったことがあります。
木から降りるということは
危険が伴います。
猛獣に襲われるかもしれませんし
自然災害に遭遇するかもしれません。
常に命の危険が伴う中で
お互いに力を合わせて
生きていかなければならない
そんな状況下で生きるためには
「安全」と「危険」のサインを送り合い
確認することが必要だったのです。
笑うことは
お互いに“あぁ大丈夫なんだ”と
ホッとさせる「安全」のサインになるのですね。
更には
強いストレスにさらされても
ポジティブな気持ちを忘れずに生きることを
思い出させてくれる威力を持つのです。
反対に「危険」のサインを送る際は
笑いを消します。
緊張を伝えて、身構え
注意を払うことを伝えるというわけです。
笑いの効果は、まだあります。
笑うことで
からだの免疫細胞を活発にさせます。
ある研究で
3時間笑わせるという実験をしたところ
がん細胞の抑制にも働くNK細胞が活発になり
特に大笑いした直後に
急上昇することがわかりました。
しかも
その効果は抗がん剤治療よりも
効果が早かったそうです。
楽しくて声を出して笑うことを
23秒間続けただけでも
NK細胞は活発になる
という実験もありました。
更には
笑顔をつくるだけでも効果がある
というのですから驚きですね。
3秒間
鏡の前でにっこりと笑顔をつくるだけでも
NK細胞に変化が起こるそうです。
子どもはよく笑いますよね。
未知の世界を探索して
学習を重ねていくためには
ポジティブさを失ってはいけないからです。
子育てに関わる私たちは
子どもの笑顔に敏感にならないといけません。
子どもに笑顔を失わせないこと。
そのためには、私たち大人が
いかなる時もポジティブさを忘れないこと。
前向きに生きる姿勢をつくることなのです。
さあ、今日もたくさん笑いました。
また明日も笑顔で迎えられますように✨
皆さん、今日もお疲れ様でした！（椿）
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