告白
先週のことでした。
資料作成をしていた時のことです。
左目に違和感を覚えたのです。
（本の２〜３文字が歪む、見えない）
嫌な予感がしてすぐに病院を予約し
夜な夜な近くの眼科で診察をお願いしました。
というのも、父が失明しており
なんか胸騒ぎがしたのです。
散瞳薬を点眼し、待つこと30分。
瞳孔が開いた瞳の奥を、丁寧に診察してくださいました。
そこで告げられたのが父と同じ病名でした。
先生の手には分厚い専門書。
開いたページには「失明」の文字が飛び込んできました。
治療法はありません。
進行を遅らせるしかないです。
幸い今は右目は問題ないです。
しばらく絶句し
恐る恐る聞いてみました。
「先生の診察された患者さんの中にこれまで何人くらい診断した方はいますか？」
ーほとんどいません。
「では私のような年齢の患者さんは？」
ー初めてです。
ほお・・・。
一瞬クラッとしましたが
気を取り直し家路を急ぎました。
娘が医学生（今度6年生）なので
すぐに連絡し、ことの次第を説明しました。
携帯から聞こえるパソコンを手早く打つ音。
私の話を聞きながら
一気に調べ始めたようです。
結論から言うと
現時点では治療法はないこと。
しかし、進行はとても緩慢で、視力を失うまでは20年あること。
進行を遅らせる方法は
ストレスの少ない生活。
バランスの取れた食生活。
十分な睡眠。
まあ当たり前の健康的な生活です。
そして力強く
「大丈夫！今の科学であれば
治療法も出てくる可能性がある。
治験があれば積極的に検討してみよう。
20年もあるわけだから
全然いける！」
そして続けます。
「あのね、お母さんより若くして亡くなるかたも大勢いるのよ。
私なんて毎日、吐血、下血、心停止、意識不明の方と格闘している世界にいるの。
お母さんの年齢で何も出てこない方が珍しいのよ。
早かれ遅かれみんな健康問題を抱えるの。
それより、日々どう快適に
ストレスを溜めないように過ごすかを考えましょう」
なんとまあ、たくましくなったこと。
気を取り直し、20年を時間で換算してみました。
24時間×365日×20年＝175,200時間
よし！取りあえずこの時間をめちゃくちゃ大事に過ごすことを考えよう！
ストレスを溜めない！
これまでのツケが来たんだと猛省。
そして自分の身に起きること全てを
仕事に生かそう！
素敵な人とたくさん出会おう！
仲間を増やそう！
そして、仕事をしながらの女性たちが背負ういろんな問題
例えば、出産、育児、病気、介護、夫婦関係、親子関係・・・
女性の人生に起こる様々な問題の
トータルサポーターとして
支え手になっていくぞと
決意を新たにしました！！
さあ！ストレスを溜めずに
丁寧に、そして着実に
歩みを進めてまいります！（鶯）
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第1回12/26「ほめるを科学する」 受付終了
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第3回1/6「寄り添いを科学する（共依存・マニュピレート）」 受付終了
第4回1/13「傷ついた心を癒す技術（レジリエンス・GRIT・なくしもの）」 受付終了
第5回1/20「意欲を科学する（悲観脳・楽観脳・無力感の学習）」 受付終了
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第7回2/10「心を強くするパワー（共感とホルモン）」
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